ABOUT
『君のためのコーヒー』店主の西川です。
数あるお店の中から、この小さな場所に辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。
ここは、少し疲れてしまった「君」が、 誰の目も気にせず、羽を休めるための珈琲店です。
■ なぜ、「君のための」なのか
僕自身、ずっと探していました。
自分が自分らしくいられる場所を。
誰かの期待に応えようと無理をして笑ったり、 周りのペースに馴染めず、自分だけ色が違うように感じて孤独になったり。
「もう逃げ出したい」と、立ち止まってしまった夜もありました。
でも、ある時ふと気づいたのです。
誰かが作ってくれた場所を探し回るよりも、 雨に濡れた誰かのための「雨宿りの場所」を、僕が作ればいいんじゃないか、と。
痛みを少しだけ知っている僕だからこそ、 作れる居場所があると思ったのです。
■ 小さな片手鍋の魔法
このお店には、立派な焙煎機はありません。
あるのは、小さな片手鍋だけです。
「非効率だ」と笑われるかもしれません。
でも、機械任せにできないからこそ、 片手鍋を振るその時間は、ずっと「君」のことを考えています。
「今日はどんな気持ちで飲むのかな」
「少し疲れているなら、優しい味にしよう」
そんなふうに、手紙を書くように、豆を焼いています。
時々、焙煎の度合いが揃わないこともあるけれど、 それも「手作りの温度」として楽しんでいただけたら嬉しいです。